山梨県で注文住宅に必要な予算はいくら?価格や内訳、相場をご紹介
どーも、建築デザイナーややイケメンです。
今回は注文住宅の予算内訳と、相場ごとにどんな家が建つのかをお話しして行きます。
山梨県で注文住宅を検討中の方に読んで参考にして頂けたら幸いです。
それでは早速…
注文住宅に必要な予算はいくら?内訳と相場をご紹介
注文住宅にどんなイメージをお持ちですか?
建築家や建築デザイナーがいるから自分の好きなデザインにできる!
住宅の性能もこだわれる!
家具や外構も一緒にコーディネートできる!
と言うのは家づくりを始めて時間も経ち、知識もついてきた方で、始めたばかりの人はそもそも
「注文住宅って何?」
なんてところでしょうか?
そんな風に感じられた方はまずこちらの2つのブログをご覧ください。
■【住宅を種類分けして比較】自由設計?注文住宅?全部一緒じゃない?
注文住宅の予算の内訳
注文住宅に必要な予算の内訳について説明します。
・土地代
注文住宅の内訳の中で、建物の次に大きな金額が土地代です。
これは都道府県、市区町村によって順序が変わりますが、山梨県の多くは上記の事と思って大丈夫かと思います。
都会へ行けば1坪あたり100万円なんてのも多く存在します。
【土地の費用が増減するポイント】
- 場所が便利 or 不便
- 都会 or 田舎
- 間口が広い or 狭い(旗竿地など)
- インフラ整備が整っているor整っていない
- 平らな土地 or 段差や傾斜有り
- 新築可 or 再建築不可能
- 地盤が強固 or 軟弱
- 交通の便が良い or 悪い
- 嫌悪施設が近い or 遠い
- 土地の面積が広い or 狭い
- 土地が整形地 or 不整形地
ざっくりまとめてもこれだけの項目で土地の価格が増減するポイントがあります。
やはり土地探しは建築会社の担当の方も含めて行っていくことをオススメします。
・建築費
建築費とは本体工事費と付帯工事費の合計費用です。契約金額とイコールと思っていても大丈夫かと思いますが、工務店さんによっても違いがありますので一概には言えません。
「本体工事費」
仮設工事、基礎工事、屋根工事、水道電気工事、タイル工事費などが本体工事費にあたります。
全体予算(土地代含)の約70〜80%が目安といわれています。
例)全体予算が4,500万円のとき本体工事費は約3,150万円になります。
「付帯工事費」
解体工事、地盤調査・改良、エアコンやアンテナ工事、引き込み工事などが付帯工事費にあたります。
一般的に全体予算の約20%が目安といわれています。
・諸費用
土地代や建築費以外の項目は諸費用に分類されます。
住宅ローン、火災保険料、印紙税、登記費用、固定資産税などさまざまな費用が含まれます。
引っ越し費用に加え、新居で使う家具や家電の購入費も計算しておきましょう。
相場がわからないときは、注文住宅を建ててくれるハウスメーカーさんや工務店さんに相談してみましょう。
過去の事例を参考に費用の目安を教えてもらえるでしょう。
注文住宅の予算の価格と相場
・一般的な注文住宅の予算はどれくらい?
全国的に見た注文住宅の相場(土地購入費別)は約2,700万円と言われています。
山梨県の注文住宅の相場になると約2,400万円。
※上記の数字はややイケメンの調査結果でお伝えしています。
※全て30坪の家をベースにした価格になります。
とは言え、あくまでも相場。
注文住宅は工務店によって価格の中身は全く異なります。
性能やデザインなど、提示している価格が安ければ安いなりであり、高ければ高いなりです。
そしてそのハウスメーカーや工務店にいる設計士さん、建築家、デザイナーの技量によって同じ価格なのに仕上がりの差が際立って出ます。
その違いがなかなかわかりにくいのは注文住宅のデメリットの一つなのかもしれません。
少し脱線気味ですが、注文住宅の相場感を知って頂いたところですが、ここからは予算別にして性能や仕上がりが【価格によってどう変わっていくのか?】をお伝えして行きます。
※1,000万円単位で分けているので、1,000万円と1,900万円ではとても大きな差になりますが、その辺はそれぞれ頭の中でイメージしてみて下さい。
・1,000万円台の注文住宅
1,000万円代で新築できる注文住宅は、資材や設備の全てを低コストに抑えている分、シンプルな外観や間取りに仕上がります。
「低コスト=品質が悪そう…」
というイメージに傾きがちですが、しっかり作っていれば品質には全く問題ないと思います。
ですが、実際に建築業界のプロがマイホームを建てる場合、ローコストで建てるか?と言われたらきっと建てないです。
・2,000万円台の注文住宅
2,000万円台の注文住宅は設備・資材の選択肢が1,000万円台の注文住宅に比べて大きく広がります。
シンプルなだけでなく、少し凝ったことができるようになるので思い浮かべる素敵な家へのイメージに近づいて行きます。
2,000万円後半となってくればハイセンスな注文住宅も可能になります。
・3,000万円台の注文住宅
3,000万円台の注文住宅になると間取りや外装、内装、性能など、かなり自由度が上がります。
3,000万円でも前半の場合なら十分に満足行くデザインの住宅になり、後半ならプラスで設備・資材を大幅にグレードアップすることもできます。
デザイナーズ住宅も十分に建てられます。
・4,000万円台の注文住宅
予算が4,000万円以上になると、設備・資材ともにさらに質の良いものを取り入れられ、家具などのインテリアにも理想のブランドなどを詰め込むことができます。
中庭のあるロの字型、コの字型のような凝った間取りであっても十分に作ることができ、無垢のフローリングや漆喰などの自然素材もふんだんに取り入れられます。
おしゃれでラグジュアリーな住宅での暮らしは生涯の豊さにつながること間違いなしです。
※ウッドショック後は価格が大幅に変わっていますのでご注意ください
余談かもしれませんが…
鞄に置き換えて比較しながらお話をすると
・1,000円の安い鞄(ローコスト住宅)
・3万円の職人が手作りの素材に拘った鞄(工務店)
・ハイブランドの10万円の鞄(ハウスメーカー)
住宅はさすがにここまで価格差はありませんが、私のイメージ的にはこんな感じです。
皆さんも鞄の【デザイン性】や【耐久性】が特に大きく異る事を身を持って体感していませんか?
安いものはすぐ壊れる。良いものは長持ちする。
住宅もそのままだと思って頂いても良いと思います。
私のオススメはやはり、素材やデインにも拘った【職人さんが手作りの素材に拘った鞄】です。
現代は二代目が先代の家業を継ぎ、リブランディングし古き良き物にデザインを加えたりしてとても魅力的な物がたくさんあります。
職人が手作りで作る素材に拘った鞄が良いですね。
ちなみにHOUSEⅢⅨの家づくりへの拘りはこちらに書いています。
↓
ご興味ありましたらご覧ください。
注文住宅の予算を抑えるべきでない箇所
注文住宅は予算がかかるので、抑えられる費用は抑えたいというのは当然の事と思います。
しかし、予算を抑えることでより良いライフスタイルを実現するために必要な設備やしっかりとした施工ができないと、長い目で見た時に損になってしまう場合があります。
なのでこれから永く暮らす住宅を建てていくにあたり、予算を抑えるべきではないポイントを紹介します。
・基礎と躯体(柱など)
基礎や躯体などの建物構造はしっかりと作っておく。
地震などが起こった際にも耐えられる頑丈な柱や梁を取り付けておけば緊急時にも安心です。
・セキュリティ設備(窓も含む)
防犯面を意識して、玄関やドア・窓には防犯性の高いものを選びましょう。
防犯ガラスは費用が高めですが、安全性が非常に優れているので、取り入れる価値はあります。
・断熱性能と気密性能
断熱性能や気密性能を下げることで、コスト削減できますが、夏は暑く、冬は寒い家になってしまうので、とても不快な住宅になってしまう可能性が高くなります。
快適な空間を保つためにも、断熱性能と気密性能はしっかりと費用をかけることをオススメします。
デザインばかりの家づくりはNGです。
まとめ
HOUSEⅢⅨでは世界にたったひとつ、私たちだけの家づくりを行っています。
ご家族の予算に合わせて、理想の住宅を提案させて頂きます。
まだご覧頂いていない方はこちらのページもご覧ください。
私たちの家づくりに共感して頂けたら嬉しいばかりです。
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