「平屋って、正直いいよね。」
そう思いながらも、心のどこかで
「でも自分たちには無理だよな」
そう諦めていませんか?
実は今、この“思い込み”こそが家づくり最大の落とし穴になっています。
近年、YouTubeやSNSのルームツアーを中心に「平屋」の人気は急上昇。
特に山梨のように自然と共に暮らす地域では、平屋という住まい方が“憧れ”から“現実的な選択肢”へと変わりつつあります。
今回は、
を、家づくりの現場目線でわかりやすくお伝えします。
最近、住宅系のYouTubeやInstagramを見ていると、
「平屋ルームツアー」「平屋の暮らし」という言葉をよく目にしませんか?
理由はとてもシンプルです。
こうした理由から、再生数が伸びやすく、情報が一気に広まったのが背景にあります。
その一方で、
「平屋=高級」
「平屋=お金持ちの家」
というイメージだけが独り歩きしてしまったのも事実です。
ですが実際の家づくりの現場では、
2階建てと比べて“数百万円の差”で収まるケースも少なくありません。
「思っていたより現実的だった」
これは、相談に来られた方がよく口にする言葉です。
では、なぜ多くの人が
「自分たちには平屋は無理」
と感じてしまうのでしょうか。
理由は収入でも、年齢でもありません。
考え方の順番にあります。
多くの方がやってしまうのが、
家の価格 → 予算オーバー → 諦める
という流れ。
つまり、
家の中のことだけで予算を決めてしまっているのです。
本来、家づくりは
「人生の中で、どんな時間を過ごしたいか」
から考えるもの。
にもかかわらず、
・今の年収
・住宅ローンの上限
だけで判断してしまうと、選択肢は一気に狭まります。

ここで大切なのが、
人生全体から逆算する家づくりという考え方です。
家はゴールではありません。
あくまで、豊かな暮らしを支える「器」です。
例えばこんな見直し。
仮に、
月8,000円の固定費が浮いたらどうなるか。
これを住宅ローンに換算すると、
およそ200万円前後の差になります。
この200万円で、
そんな可能性が一気に広がるのです。
「平屋が無理」なのではなく、
“知らなかっただけ”というケースは本当に多いのです。

特に山梨での家づくりでは、平屋がとても理にかなっています。
その理由のひとつが「土地」。
都市部と比べ、
・敷地に余白がある
・自然との距離が近い
こうした環境では、無理に2階建てにする必要がありません。
むしろ2階建てにすると、
というデメリットも。
一方、平屋なら
「今だけ」ではなく、
10年後・20年後の暮らしまで考えると、平屋の方が合理的
そう感じる方が増えています。
「じゃあ、どうすれば平屋を建てられるの?」
ここが一番大切なポイントです。
これは
「家を建てるため」ではありません。
人生を豊かにするための計画です。
教育費、老後、趣味、家族との時間。
すべてを含めて“無理のないライン”を知ることが第一歩。
平屋が叶わないなら、
無理に建てる必要はありません。
アパートのままでも、
暮らしが豊かならそれは正解。
「家を建てること」より
「幸せに暮らすこと」を基準に判断しましょう。
家づくりのお金は、大きく4つ。
ここが曖昧なままだと、
「思っていたより高い…」となりがちです。
土地・建物・外構・性能。
すべてはバランスです。
一人で悩むより、
最初からプロと一緒に整理する方が、
結果的に近道になることがほとんどです。

平屋は、
特別な人だけの住まいではありません。
「自分には無理」と決めつける前に、
一度立ち止まって、
人生全体から家づくりを見直してみてください。
もしダメなら、その時に2階建てを選べばいい。
大切なのは、最初から諦めないこと。
家づくりは、
知ること・聞くこと・動くこと
この3つから、必ず景色が変わります。
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未来の暮らしを、より具体的に想像できるはずです。
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