「せっかくお金をかけたのに、なんだかチープに見えてしまう」
「高級感を意識したのに、思ったほど上質に仕上がらなかった」山梨で注文住宅を検討している方から、こうした声を耳にすることがあります。
特に “上質志向” を目指す家づくりでは、ほんの小さな選択のズレが大きな後悔に繋がることも少なくありません。
この記事では、建築デザイナーのプロの視点からまとめた 「上質志向の後悔10選」 を解説しながら、その回避方法をお伝えします。
最後まで読めば、あなたの家づくりが後悔のない「豊かな暮らし」へと繋がるヒントを必ず得られるはずです。
上質な空間を目指して高価な素材を導入しても、全体のバランスが取れていなければ台無しです。
こうした「素材の散らかり」は、空間を安っぽく見せてしまいます。
回避策
「明るい=快適」と考え、照明をたくさん付けると落ち着かない空間になります。
実際、居心地が良いカフェやホテルは 意外と暗め です。
回避方法
大きな窓をたくさん入れても、ラインが揃っていなければ違和感のある外観になります。
回避策
1〜2mmのズレでも、積み重なれば全体の印象に影響します。
回避策
巾木が目立つと、一気に生活感が出ます。
回避策
せっかく家具を整えても、カーテンが合わなければ全体が崩れます。
回避策
家具や暮らしのイメージが固まっていないまま配線を決めると、後から「ここにコンセントが欲しかった」と後悔します。
回避策
建物は完成度が高くても、外構が貧弱だと一気にチープに見えます。
回避策
外壁や内装で素材を張り分けすぎると、落ち着かない印象に。
インテリアが完成しても、小物を足しすぎると世界観が壊れます。
ここまで紹介した10の後悔ポイントに共通するのは、
「いいものを詰め込むこと=上質」ではない ということです。
上質な注文住宅に必要なのは、むしろ 引き算の美学。
「どれを取り入れるか」だけでなく「何を削ぎ落とすか」を考えることが、真に豊かな暮らしに繋がります。
山梨の自然環境の中で、余白を楽しみ、暮らしに沿ったデザインを選ぶ。
それこそが、長く愛される住まいをつくる秘訣です。
上質な注文住宅は、デザインと同じくらい「暮らしやすさ」「統一感」が重要です。
そして、そのためにはプロと一緒に考え、リアルな住まいを体感することが欠かせません。
ICHIYUでは、実際に完成した住まいの見学会を定期的に開催しています。
図面や写真だけでは分からない「空間の質感」や「光と影のデザイン」を、ぜひご体感ください。
山梨県は富士河口湖町のアンティークスタイルで新築した注文住宅のルームツアー動画がややイケメンのメインチャンネルにアップされてます。動画終盤ではオーナーさんとの対談もあり、リアルな声も入っているのでお楽しみに!