「せっかく注文住宅を建てるなら、冬は暖かく夏は涼しい家にしたい」
「光熱費が年々高くなっていて不安…」
山梨県で家づくりを考えている方から、こうした声をよく耳にします。そこで注目されているのが 「パッシブデザイン」 という考え方です。
自然の光や風、熱を最大限に取り入れ、設備に頼りすぎない暮らしを実現する設計手法。それがパッシブデザイン。
今回は、YouTube公開のお知らせです。
動画でも解説していますが、パッシブデザインの家と、そうでない家を比較しながら、実際の光熱費の差、快適性、健康面への影響までわかりやすく解説していきます。
パッシブデザインは、「自然の力を活かした家づくり」のこと。
・太陽の光と熱を取り込み、冬は暖かく
・風の流れをデザインして涼しさを取り込む
・断熱・気密を最適化してエアコンへの依存を減らす
高性能な機械設備に頼るのではなく、その土地の特性を読み解き、自然と調和する快適な暮らしをつくり上げます。
実際に山梨で建てられた例を比較すると…
・パッシブデザインの家(約30坪)河口湖町
冬場の電気代:約2万5千円
室温:22〜23℃を安定的に維持
・パッシブデザインではない家(約55坪)山中湖
エアコン3台稼働で:約7万円
単純計算で半分の27.5坪にしても3万5千円
場所の違いはありませが、単純に月に約4〜5万円の差。年間にすると数十万円規模での節約になります。
しかも「快適さを我慢して節約」ではなく、自然に暮らすだけで光熱費が抑えられるのが大きな特徴です。
パッシブデザインの家は、冬に太陽の熱を室内に取り込み、夜まで心地よさを持続させます。
「日中の暖かさが夜まで続く」ため、少しエアコンを使うだけで快適な温度に。
一方で通常の家では、エアコンを切った途端に一気に冷え込み、我慢や厚着が必要になります。
窓の大きさや配置は、家の性能以上に大切です。
これらを考慮するだけで、冷暖房費は大きく変わります。窓計画は「パッシブデザインの心臓部」といえるでしょう。
縦すべり窓・横すべり窓など、種類によって風の入り方は全く異なります。
その土地の風向きを踏まえた窓の設計で、自然な通風を実現。結果として夏のエアコン使用を減らし、心地よい風と共に暮らすことができます。
最終的に現れるのが「光熱費」という数字の違いです。
毎月1万円以上の差がつけば、10年20年と住むうちに数百万円の差に。
家づくり=一生のコスト設計と考えるなら、見逃せない要素です。
山梨でパッシブデザインの家を建てたご家族はこう語ります。
「冬でも家の中が暖かくて、厚着をしなくても快適。
タイルの床も日中に日差しを浴びて夜までほんのり暖かい。
光熱費も安いし、何より自然に暮らせているのが心地よい。」
数字だけでなく、暮らしの感覚が大きく変わるのもパッシブデザインの魅力です。
山梨県は「夏暑く、冬寒い」という内陸型の気候。
さらに日照時間が全国トップクラスに長く、太陽の恩恵を受けやすい土地でもあります。
この自然条件を読み解き、活かすことができれば、エアコンに頼りすぎない快適な注文住宅を実現可能です。
つまり山梨は、パッシブデザインとの相性が非常に良い地域なのです。
ただ「省エネ」や「節約」だけが目的ではありません。
これこそが、パッシブデザインがもたらす豊かな暮らしです。
家は「建てること」がゴールではなく、そこからの人生を支える舞台。
長く住むからこそ、自然と調和した家づくりが重要になります。
家は、ただ建てること自体が目的ではありません。
家を建てるということは、その家族がこれからの人生をより愉しく、快適に過ごすための舞台をつくることです。
その中で、パッシブデザインは「快適」「健康」「経済性」すべてを支える大切な考え方。
自然の力を活かした家づくりは、家族の豊かな暮らしに直結します。
ぜひ山梨での注文住宅を検討する際には、パッシブデザインを取り入れて、光熱費に左右されない快適な暮らしと、家族の笑顔が続く住まいを実現してください。
「パッシブデザインの家って実際どうなの?」
「自分の土地に合った設計をしてほしい」
相談会随時開催しています。
山梨県は富士河口湖町のアンティークスタイルで新築した注文住宅のルームツアー動画がややイケメンのメインチャンネルにアップされてます。動画終盤ではオーナーさんとの対談もあり、リアルな声も入っているのでお楽しみに!