注文住宅を考え始めたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは「間取り」や「外観デザイン」。けれど、本当に“豊かな暮らし”を叶えるために見落とせないのが、「床」です。
家の中でもっとも面積が広く、常に視界に入る場所。毎日足で触れる場所でもある「床」は、空間の印象を大きく左右します。
事実、見学会に訪れたお客様がよく覚えているのは「床材の質感」。逆に、天井の素材や照明の種類は、驚くほど記憶に残っていないことも。
つまり、上質な空間をつくるカギは“足元”にある。
最近ではInstagramやPinterestで理想のインテリアを探す方が多いですが、画面越しに見る床材は“本物かどうか”がわかりにくい。
実際に、「インスタで見た質感が気に入って選んだ床材が、届いてみたら思っていたのと違った……」という声も。
例えば──
「床材の選び方ひとつで、理想の空間から遠ざかってしまう」こともあるのです。
床選びで迷ったら──
デザインのプロがおすすめするルールはとてもシンプルです。
この“引き算のデザイン”を徹底することで、空間に統一感が生まれ、余計な情報に惑わされない、落ち着いた空間になります。
予算や好みにもよりますが、私たちがよく採用しているのは以下の3種です。
種類 | 特徴 | 向いている暮らし |
---|---|---|
無垢フローリング | 経年変化で味が出る。温かみ。 | 素足で過ごす暮らし/ナチュラル志向 |
タイル床 | 傷つきにくく高級感あり。陰影が美しい。 | モダン、ホテルライクな暮らし |
複合フローリング/EBシート | メンテしやすく、コスパ◎ | 小さなお子様やペットがいる家庭 |
例えば、モデルハウスに訪れた方の多くが「この床、すごく上質ですね」とコメントしてくださいます。実は、そこには“タイルの重厚感”や“洗い出しの土間”など、素材の力が詰まっているのです。
未来建築工房では、モデルハウスの床をあえて“リアルな生活感のある状態”でご覧いただいています。
お客様が来るから片付ける、ではなく、普段の暮らしを見せることにこだわっているのです。
「この床、6年経っても美しいですね」
「足元にこだわるだけで、こんなにも空間が洗練されるんですね」
そんな声をいただくたび、やはり「おしゃれは足元から」だと実感します。
床は、家具よりも、照明よりも、空間の“雰囲気”を決める大きな要素です。
…その原因、実は「床選び」かもしれません。
豊かな暮らしを叶えるために、まず足元から整える。
山梨という自然豊かな土地だからこそ、本物素材の魅力が活きる家づくりを、一緒に始めてみませんか?
山梨県は富士河口湖町のアンティークスタイルで新築した注文住宅のルームツアー動画がややイケメンのメインチャンネルにアップされてます。動画終盤ではオーナーさんとの対談もあり、リアルな声も入っているのでお楽しみに!